ロシアのウクライナ侵略が始まって1000日となった19日、大阪市内で日本ウクライナ文化交流協会によるシンポジウムが開かれ、参加者たちはこれまでの経過を振り返るとともに、ウクライナの平和を願った。
ロシアによる大規模な軍事侵略は2022年2月24日に始まった。これまでの戦闘で多くの命が失われたが、1000日となっても終結の兆しは見えず、日本には今も2000人近くの避難民がいる。
この日のシンポジウムではスラブ世界研究所の主任研究員、河津雅人氏が基調講演した。侵略開始から今日に至るまでのロシア、ウクライナ両国の動きとともに戦況を解説。また、「ウクライナにおける戦争は日本にとってひとごとではない」とも述べた。
その後は、河津氏や天理大の日野貴夫准教授らがパネリストとして登壇。ウクライナに関し、さまざまなテーマで意見を交わした。