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大阪の中高の制服を少女に着せ、みだらな行為 男を児童ポルノ法違反容疑で送検

産経ニュース 2024年10月25日 18時4分

大阪・ミナミのビルを拠点に複数の家出少女らが売春させられていた事件で、拠点となったビルを提供していた学校用品販売店経営、柴田隆行被告(44)=不同意性交罪で起訴=が、自身の店が取り扱っていた制服を少女に着せ、みだらな行為に及んでいたとみられることが25日、大阪府警への取材で分かった。

府警によると、柴田被告は府内の中学や高校の制服を販売する店を経営。店の制服を少女に着せて動画を撮影していたという。府警は今月10日、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(自己性的目的所持)などの疑いで被告を追送検した。

この事件では、府警が25日、売春防止法違反(管理売春)などの容疑で、大阪市浪速区の無職、宇都宮志彦(ゆきひこ)容疑者(29)=同罪などで起訴=ら計7人の男を逮捕や書類送検し、捜査を終結したと発表した。

府警によると、男らは昨年11月ごろ~今年8月、大阪市浪速区の雑居ビルを拠点とし、道頓堀のグリコ看板近くの遊歩道「グリ下」に出入りしたり、家出中だったりした当時15、16歳の少女10人ほどに売春をさせていたという。

交流サイト(SNS)を通じて男性客を募集。少女らは月計200万円ほどを売り上げ、約半分を宇都宮被告らが受け取っていたとみられる。

府警によると、両被告は黙秘を続けている。

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