大阪府枚方市は23日、女性の下半身を盗撮したなどとして環境部循環型社会推進課主任の男性職員(47)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。男性職員は同日付で依願退職した。
市によると、男性職員は今月7日午後6時ごろ、枚方市内を走行中の電車内などで、女性の下半身をスマートフォンで盗撮。別の乗客の男性が気づき、近くの駅で男性職員を警察官に引き渡した。
市によると、男性職員は翌8日に上司へ報告。約5年前から盗撮行為を繰り返していたことを認めた。
男性職員は過去に恐喝事件に巻き込まれ、身を守るためにスマホを録画状態にしていたが「気づいたら撮影の目的が変わっていた」などと説明している。