JR西日本は、インバウンド(訪日観光客)の増加などで混雑している山陰線(嵯峨野線)の春の観光シーズンの混雑緩和策を発表した。多くの利用者が見込まれる京都~嵯峨嵐山・亀岡駅間で2月下旬から5月にかけて一部の列車で両数を増やすほか、春休み期間中の土曜・休日に一部の特急を嵯峨嵐山駅に臨時停車させる。
実施日は桜シーズンや大型連休の影響で利用客の増加が見込まれる2月22日~5月24日の土日祝など。両数を通常の4・6両編成から6・8両編成に増やして対応する。また「特に多くの利用が見込まれる」(JR西)として、3月29、30日、4月5、6日、5月3~5日の期間には10本の臨時列車を運行させる。
このほか春休み期間中の土曜・休日には特急「きのさき」「はしだて」「まいづる」の一部(上下7本)が嵯峨嵐山駅に臨時停車する。
またこの臨時停車に合わせて、JR西のインターネット予約サービス「e5489」で便利で格安なJ-WESTチケットレス(大人のみ)を発売する。詳細はJR西日本のホームページで確認できる。