Infoseek 楽天

おしゃれタトゥー 笑福亭晃瓶 hanashikaの時間。

産経ニュース 2024年7月30日 12時0分

季節柄、街の中を歩いていると、時折目につくことがあります。それはタトゥーです。観光地などでは特に外国人の方々が多いので、袖口や首筋、腕、脚などからチラッと見えていることがよくあります。今ではそんなに珍しい光景ではありませんよね。

直接外国の方に聞いたわけではありませんが、恐らくファッションの一環でおしゃれタトゥーを入れてはるのは理解できますよね。ところがこの日本においては、まだまだそのあたりの認識が低いのではないのかなと感じています。

そんなことないよ、というご意見なんかもきっとあるとは思いますが、いまだに温泉、サウナ、プールなどでは、タトゥーが入っている方は入場禁止ってありますもんね。

偉そうなことを書いていますが、私もいまだタトゥーが入っている日本人を見ると、一瞬「えーっ」と思うのと同時に、この人はどっちやと思うことは恥ずかしながらあります。日本の文化がどうしてもそう考えさせてしまいます。

先日のことですが、洋服店で働いてはる20歳そこそこの女の子が首筋から腕までビッシリとタトゥーが入っていて、それだけではなく顔中がピアスだらけ。話すときも女の子のどこ見て話したらいいのか困るくらいのタトゥーにピアスなんです。

でも、しゃべると礼儀正しくてこっちがあたふたするくらい感じの良い方なんです。なぜか親でもないのにホッとしたのを覚えています。そのギャップに、うれしく思いました。理解しているつもりだったんですが、まだまだ自分の中にも偏見があるのかなと考えさせられた瞬間でした。

この記事の関連ニュース