奈良県香芝市は、市税滞納者が督促に応じない場合に送付する催告書や差し押さえ関連の書類の封筒を、黄色と黒を基調にしたデザインに変更した。従来はオレンジ色の封筒を使用していたが、より視認性が高い封筒にすることで徴収率向上を図る。
市によると、令和5年度の市税徴収率は96・49%で、県内12市では11位と低い。催告書の封筒が他の郵便物と混在して気付かれていない可能性があり、デザインの変更を決めた。
新しい封筒の色は目立つ黄色と黒で、大きく「重要」「すぐに開封!」と書かれている。平成29年に県が、30年には奈良市が催告書の封筒を変更し、それぞれ徴収率が向上したという。