衛生用品の製造販売などを手がける「サラヤ」(大阪市東住吉区)の更家一徳専務が在大阪チュニジア共和国名誉領事に就任したことを記念し、チュニジアとのビジネスをテーマにした交流会が20日、大阪市北区のリーガロイヤルホテルで開かれた。
同社は平成30年から同国の工場で精油の製造販売を開始。令和3年には現地法人を設立し、オリーブオイルを製造販売している。今年1月に更家専務が名誉領事に就任し、社内に名誉領事館を開設した。
交流会では、更家専務が「両国の懸け橋となり、重要なパートナーとして信頼関係の強化に寄与したい」とあいさつ。アハメッド・シャッフラ駐日チュニジア特命全権大使は「日本の企業がチュニジアで成功した事例の一つがサラヤ」と述べた。同社の事業や投資先として同国の魅力も紹介された。