小学生に地元企業の仕事を体験してもらうことなどを目的としたイベント「わくわく体験!浪速しごとミュージアム」が、大阪市浪速区の区民センターで開催され、各企業の催しに区内の小学生のべ約430人が参加した。
浪速区内に事業所がある企業を中心に、19企業がブースを構えた。ドン・キホーテ新世界店は、店内で商品の価格や特徴などを示す独特の「ポップ」を小学生とともに作成。冠婚葬祭業の「レクスト関西」は、本物の棺に入る「入棺体験」を開いた。
同区と包括連携協定を結んでいる産経新聞大阪本社もイベントに参加。小学生が写真を撮影し、見出しを考えて新聞をつくる「記者体験」を催した。
同区の幡多伸子区長は「色々なジャンルの企業が一堂に会することで、なりたい職業ややりたい仕事をイメージするきっかけになったと思う」と話した。