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近畿大会が開幕、ビッグ昨年全国Vの帝塚山学院など大阪8チームが横浜の準決勝へ 高校ダンス部選手権

産経ニュース 2024年8月6日 19時30分

高校ダンス部の日本一を決める第17回日本高校ダンス部選手権(スーパーカップダンススタジアム)の近畿大会が6日、大阪市北区のグランキューブ大阪で開幕した。8日まで3日間にわたって行われ、初日は46チームが出場。いずれも大阪府勢で、ビッグクラス(13~40人)が昨年全国優勝を果たし連覇を目指す帝塚山学院をはじめ、関西大倉、久米田、泉陽の4校、スモールクラス(2~12人)は大阪暁光(ぎょうこう)、精華、槻の木(つきのき)、久米田の4校の計8チームが、15~16日にパシフィコ横浜(横浜市西区)で行われる全国準決勝大会へコマを進めた。

ビッグクラス連覇へ…帝塚山学院「日本一の作品を作り上げる」

帝塚山学院は1~3年の40人が赤を基調としたドレスに身を包み、ポリネシア神話に伝わる半神半人「マウイ」の生きざまや偉業を踊りで表現。キャプテンで3年の富平響(とみひら・ひびき)さん(18)は「200%の演技ができた」と語り、連覇に向けて「日本一のチームと作品を作り上げるのが重要」と気を引き締めた。

関西大倉は1~3年の35人がタイツ姿で「バグ(寄生虫)」を題材に踊った。部長で3年の麻植(おえ)可奈子さん(17)は「何かに依存して自分を見失うのは怖いというテーマを表現した」と説明。昨年は全国7位で悔しい思いをしたといい、「3年生が引退時期を延ばして日本一を狙う」と決意を語った。

スモールクラスで大阪暁光「2倍練習し全国Vを」

大阪暁光は2、3年生5人がカーキ色のおそろいの衣装で、「殻を破る」をテーマにした力強いヒップホップダンスを披露。部長で3年の寺坂ゆづさん(17)は「めっちゃ楽しく踊ることができ、練習の成果を出せた。100点」と笑顔を見せ、「2倍練習して全国優勝をしたい」と話した。

精華は1~3年生の7人が白のドレス姿で華麗に舞った。「狂信(きょうしん)」をテーマに、不安で理性を失った人間が神にすがるイメージを表現した。部長で3年の辰己優依芳(たつみ・ゆいか)さん(17)は「課題はあるが、いまできる全力は出し切れた」と述べ、横浜の準決勝も通過して「東京の決勝へ行く」と意気込んだ。

主催:ストリートダンス協会、産経新聞社、フジテレビジョン

特別協賛:エースコック

協賛:西武鉄道、ポカリスエットほか

公式配信サイト:FOD

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