今月26日に開幕するパリオリンピックを前に、堺市南区のたい焼き店「あこがれ堂」が五輪マークの色にちなんだカラフルなたい焼きの販売を始めた。店主の新田徳一(のりいち)さんと京子さんは「観戦のお供に楽しんでほしい」と話している。
同店のたい焼きは、大福のような白くてもちもちとした生地が特徴で、冷やして食べるタイプ。「温めてもおいしい」という。あんやカスタードなど和洋の味を取りそろえる。
慶事向けに紅白のたい焼き、5月にはこいのぼりのたい焼きなどユニークな商品も手がけている。
オリンピック仕様の「がんばれ鯛焼き」は青、黒、赤、黄、緑の五輪カラーに定番商品の白を加えた6個入り(500円)。こしあん、いちごミルク、焼き芋など6種類を味わえる。
新田さん夫妻は、3大会連続で女子自転車ロードレースに出場する地元出身の与那嶺恵理選手(33)を応援しているといい、「思いを込めて五輪カラーたい焼きを作る」と張り切っている。
1日10セット限定で、五輪期間中の8月11日まで販売。火・水曜と同8日は休み。問い合わせは同店(090・8448・9595)。