関西運動記者クラブは19日、2024年に活躍した選手らをたたえる第68回関西スポーツ賞の受賞者を発表した。
個人は、24年パリ五輪レスリング男子フリースタイル57キロ級金メダリストの樋口黎(ミキハウス)、同飛び込み男子銀メダリストの玉井陸斗(JSS宝塚)ら5人。団体は、同フェンシング男子フルーレ団体初制覇の飯村一輝(慶大)、同総合馬術団体銅メダリストの北島隆三、田中利幸(いずれも乗馬クラブクレイン)ら5団体が選ばれた。
特別賞はプロ野球セ・リーグ最優秀中継ぎのタイトルを獲得した阪神の桐敷拓馬、功労賞は21年東京五輪空手女子形銀メダリストの清水希容(ミキハウス)ら4人、開場100年の甲子園球場には特別・功労賞を贈る。
その他の受賞者と選考理由は次の通り。
【団体】ヴィッセル神戸=サッカーJ1リーグ連覇▽立命大女子陸上競技部=全日本大学女子駅伝で優勝▽京都国際高校硬式野球部=全国高校野球選手権で初優勝
【功労】岡田彰布(プロ野球阪神前監督)=23年にリーグ制覇、日本一を達成▽古川高晴(近大職員)=12年ロンドン五輪アーチェリー男子個人で銀メダル、6大会連続夏季五輪出場など▽大橋悠依(イトマン東進)=21年東京五輪競泳女子400メートル、200メートル個人メドレーの2冠など
【個人】阿部一二三(パーク24)=柔道男子66キロ級で五輪大会2連覇▽上地結衣(三井住友銀行)=24年パリパラリンピック車いすテニス女子シングルス、ダブルスで金メダル▽前田穂南(天満屋)=マラソン女子で日本新記録をマーク