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パリ五輪フェンシング団体銅の東晟良選手に和歌山市が「スポーツ特別栄誉賞」

産経ニュース 2024年8月26日 19時49分

パリ五輪フェンシング女子フルーレ団体で銅メダルを獲得した和歌山市出身の東晟良(あずませら)選手(25)が26日、同市役所を訪れ、尾花正啓市長から同市の「スポーツ特別栄誉賞」が贈られた。同賞が贈られるのは6人目という。

授賞式で表彰状と記念品を手渡した尾花市長は「活躍は私たち市民と子供たちに大きな勇気を与えてくれた。特別栄誉賞を贈るとともに市の歴史にも刻みたい。さらなる高みを目指してほしい」と今後の活躍を期待して激励。

東選手は「生まれ育ちフェンシングを始めた和歌山に、今回メダルを獲得して多くの人に感謝の気持ちを伝えることができてよかった」と笑顔で話した。

市は、東選手のメダル獲得を受けて市役所本庁舎に横断幕を設置。東選手は和歌山市に帰ってきた際、横断幕の前で記念撮影したことも明らかにした。東選手は「4年後のロサンゼルス五輪では金メダルを目指していきたい」と意気込みを語った。

この日、東選手は県庁も訪問した。五輪前に県庁を訪れた際には「目標はメダル。和歌山にメダルを持って帰って見せたい」と宣言しており、見事に実現。岸本周平知事は「まさに有言実行で感激しました」と成果をたたえた。

東選手は「五輪は4年に1回の大会だけに『勝ちたい』という気持ちが強く、プレッシャーになっていた。無事にメダルをとることができ、ほっとしています」と話した。

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