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パリ・パラリンピック 競泳50メートル自由形「金」の木村敬一選手、地元・滋賀で祝福の声

産経ニュース 2024年9月2日 20時23分

パリ・パラリンピック競泳の男子50メートル自由形(視覚障害S11)で、滋賀県栗東市出身の木村敬一選手(33)=東京ガス=が25秒98の日本新記録で金メダルに輝いたことについて、滋賀県の三日月大造知事は「県民一同、心よりお祝い申し上げます」などとする祝福のコメントを出した。

コメントで三日月知事は「2大会連続の金メダル獲得、そして日本記録更新、本当におめでとうございます」とし、「向上心を絶やすことなく、自らの泳ぎと向き合い続けてこられた木村選手の姿に多くの県民が勇気づけられてきました。パリの大舞台で、積み重ねてこられた努力が実ったことを嬉しく思います」とした。

6日(現地時間)に行われる得意の100メートルバタフライにも触れ、「木村選手らしい力強い泳ぎと笑顔が見られることを楽しみにしています。応援しています。頑張ってください」とエールを送った。

また、栗東市の竹村健市長もコメントを発表。「木村敬一選手、金メダル獲得おめでとうございます! 栗東市民にとって大きな喜びであり、市民を代表して心よりお祝い申し上げます。大変努力家で、パリパラリンピック出場内定が決まった時には『さらに良い泳ぎができるよう、本番に向けて技術を磨きたい』とおっしゃっていた木村さん。今回の金メダル獲得は、これまで積み重ねてこられた日々の練習の賜物であると思います」とし、「次の100メートルバタフライも応援しています。木村選手、頑張れ!」とさらなる活躍に期待した。

市は金メダル獲得を祝う横断幕を市役所正面玄関に掲示した。木村選手は市の広報大使「うますぎる栗東大使」も務めている。

今回の金メダル獲得について、木村選手は「うれしさもあったけど、びっくりも半分くらいあった。飛び込んで割とすぐにコースロープを見つけることができ、落ち着いて泳ぐことができた。非常にうまくいった。最高の観客の前で泳げたことがすごく幸せ」と喜んだ。

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