パリ・パラリンピック水泳に出場する南井瑛翔（あきと）選手（２１）＝近畿大＝の激励会が地元・滋賀県守山市の市役所で開かれ、集まった約１５０人の市民らが南井選手にエールを送った。
南井選手は市立守山中から比叡山高に進学し、現在は近畿大４年生。生まれつき左足首から先がない。東京パラリンピックに続く出場で、５０メートル自由形▽１００メートルバタフライ▽１００メートル背泳ぎ▽２００メートル個人メドレー―の４種目に挑む。
１７日に激励会があり、森中高史市長が「今まさに気力、体力が充実していると思う。守山から南井選手の活躍を応援している」とあいさつ。南井選手は、前回大会の個人種目で予選敗退したことに触れ、「前回大会はすごく悔しかった。皆さんにいい報告ができるように頑張ってきます」と笑顔をみせた。
南井選手は東京で調整した後、事前合宿地の仏アミアンに入り、大会本番に備える。