2006年に米南部ノースカロライナ州の名門デューク大学のラクロス部選手3人から性的暴行を受けたと告訴した元ストリッパーが、訴えは嘘だったと告白した。米メディアが報じた。
告白したのは、後に起こした殺人事件で服役中のクリスタル・マンガム受刑者(46)。更正施設でポッドキャスト番組のインタビューに応じ、「私は嘘の証言をした。彼らはやっていない。私は間違っていた」と語った。番組は11日に公開された。
マンガム受刑者は当時、チームのパーティーで3人から性的暴行を受けたと訴えた。3人は逮捕され、ラクロス部は対外試合ができなくなった。3人は白人、マンガム受刑者は黒人のため、人種差別を巡る議論にもなった。3人は最終的に不起訴になったが、マンガム受刑者は被害の訴えを変えていなかった。
トランプ次期大統領は14日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で「彼女は若者たちの人生を破壊した」と非難した。