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トランプ氏、就任後初の外国首脳との電話会談はサウジ皇太子 最初の訪問先にも検討

産経ニュース 2025年1月23日 14時54分

【ワシントン=大内清】トランプ米大統領は22日、サウジアラビアの実質的な最高実力者のムハンマド皇太子と電話会談した。ロイター通信などによると、皇太子は、今後4年間で対米投資と貿易を6千億ドル(約93兆円)に拡大する考えを表明した。トランプ氏が就任後に外国首脳の電話会談したのは初めて。

トランプ氏は20日の就任後、サウジが5千億ドル相当の物品を米国から購入するなら、最初の外遊先をサウジにすることを検討すると述べていた。トランプ氏は1期目でもサウジを最初に訪問し、ムハンマド皇太子と良好な関係を築いた経緯がある。

またルビオ国務長官は22日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談した。ルビオ氏は、イスラエルへの確固とした支援はトランプ政権にとっての「最優先事項」だと伝達。両者は、同国とイスラム原理主義組織ハマスとの停戦状況や、イランによる脅威への対応なども協議した。

ルビオ氏はサウジのムハンマド皇太子、アラブ首長国連邦(UAE)のアブドラ副首相兼外相ともそれぞれ電話で会談し、中東地域の安定に向けた関与などを強調した。

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