【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選への出馬辞退を決めた民主党のバイデン大統領(81)から後継の指名候補者として支持を受けたハリス副大統領(59)は21日、声明を発表し「指名を勝ち取る」と述べ、立候補を表明した。
ハリス氏は声明で、共和党のトランプ前大統領(78)に勝利するため「全力を尽くす」と訴え、「民主党の団結」に向けて取り組むことを誓った。
大統領選の投票日(11月5日)まで「107日」と強調し、「共に戦い、勝利しよう」と呼び掛けた。
また、オバマ元大統領はバイデン氏の選挙戦撤退を受けた声明で、「最高位の愛国者だ。自分自身よりも国民の利益を優先した」と同氏の決断をたたえた。