【ワシントン=坂本一之】米国を訪問中の長島昭久首相補佐官(国家安全保障担当)は21日、首都ワシントンでキャンベル国務副長官と会談した。国務省が発表した。
両氏は地域情勢や、防衛装備品の共同生産を含む日米の防衛協力などを協議。キャンベル氏は「インド太平洋地域の平和と安全を守るため地域の同盟国やパートナーと協力する重要性」を強調した。
長島氏は20日にワシントンに到着し、訪米の目的について「トランプ新政権の方向性を探る」と説明。「バイデン政権からトランプ新政権に何が引き継がれ、何が引き継がれないのか見極めたい」と話していた。