5日投開票の米大統領で、勝利宣言したトランプ前大統領(78)は、1946年6月14日生まれ。宣言通りに返り咲きを果たせば、来年1月20日の大統領就任時には満78歳7カ月となる見込みだ。これは史上最高齢の大統領となったバイデン現大統領(81)の就任時の満78歳2カ月を5カ月上回ることになる。
米大統領のこれまでの就任時の最高齢記録は、1942年11月20日生まれのバイデン氏の満78歳(2021年)。その前はトランプ氏の70歳(17年)、さらにその前はレーガン氏の1期目の69歳(1981年)だった。
レーガン氏は2期務めて退任した際は77歳だった。バイデン氏は任期中に80歳を迎えた初めての米大統領だったが、再選を目指した今回の大統領選は、高齢不安なども踏まえ、選挙戦を撤退した。
バイデン氏は来年1月の退任時には史上最高齢の満82歳2カ月となる見込みだ。トランプ氏が1期4年を務めた場合、退任時は満82歳7カ月で、やはり史上最高齢記録を更新することになる。