トランプ米大統領は20日、ホワイトハウスで記者団に、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記について「彼とはとても関係がよかった。今や核保有国だがうまくやれた。彼は私の返り咲きを喜んでいるだろう」と述べた。米メディアが報じた。
米政府は北朝鮮の核保有を認めず、核保有国という言葉を使ってこなかった。トランプ氏の真意は不明だ。国防長官に指名されたヘグセス氏も、上院軍事委員会に提出した書面証言で北朝鮮を核保有国と表現している。
トランプ氏はまた、同日夜に開かれた就任舞踏会で在韓米軍幹部とのビデオ会議を行い、「皆さん、こんにちは。そちらはどう? 金正恩はどうしている?」と話し掛けた。
さらに、金総書記を「かなり悪意のある人」と表現した上で「彼とは良い関係を築いたが、タフな人だ」と述べた。幹部は「米韓同盟は強固だ」などと応じるにとどめた。
トランプ氏は第1次政権で、2018年6月にシンガポールで金氏と史上初の米朝首脳会談を実施。19年2月にベトナム・ハノイ、同年6月に韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店で会談した。しかし、その後交渉は決裂している。