【ワシントン=坂本一之】11月の米大統領選で返り咲きを狙うトランプ前米大統領(共和党)は19日、ロシアの侵略を受けるウクライナのゼレンスキー大統領と電話会談したと明らかにした。ゼレンスキー氏はX(旧ツイッター)で、直接会談を開き「永続的な和平の実現」に向けて協議することで合意したと述べた。
トランプ氏は、交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」で、自身が共和党の大統領候補に正式指名されたことに関し「ゼレンスキー氏が祝福してくれた」と説明。ゼレンスキー氏側からの接触に対し歓迎の意を示した。
またトランプ氏は、自身は大統領として「世界に平和をもたらし、戦争を終わらせる」とした。