【ミルウォーキー=平田雄介】米共和党のトランプ前大統領(78)は18日(日本時間19日)、大統領選に向けた党全国大会での指名受諾演説で、インフレについて「労働者や低所得者層の所得をむしばみ、国民を疲弊させている」と述べた。大統領選に勝利すれば、国内で原油採掘を推進し、ガソリンなど「エネルギー価格を引き下げる」と訴えた。金利についても引き下げる方針を示した。
労働者を救済するための「大規模減税」を1期目を上回る規模で行うとし、一例として、飲食店などで働く人が客から受け取るチップには「課税しない」と明言した。