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トランプ氏が早期訪中に意欲か 「就任100日以内」と米紙報道、習近平氏を招く可能性も

産経ニュース 2025年1月19日 9時44分

【ワシントン=塩原永久】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は18日、トランプ次期米大統領が就任後に中国を訪問する意向を側近に伝えたと報じた。中国の習近平国家主席との関係強化を目指し、就任100日以内の訪中に意欲を示しているという。

同紙によると最終的な決定はされていない。トランプ氏と習氏は代理人を通じ、すでに対面会談の可能性を模索する協議を行ったという。習氏を米国に招く可能性もあるとしている。

トランプ氏は20日に米ワシントンで開く就任式に習氏を招待したと報じられた。就任式には韓正国家副主席が習氏の特別代表として出る。

トランプ氏は17日に習氏と電話会談した。会談後、自身のSNSに「(習氏と)一緒に多くの問題を解決することを期待する。すぐに始める」と投稿していた。

トランプ氏は中国からの輸入品に60%の追加関税を課す方針を表明している。関税発動の脅しをかけつつ、首脳間の協議を持ち掛けることで、中国側からの譲歩や協力を引き出す狙いがあるとみられる。

トランプ氏は第1次政権時代の2017年11月、大統領として北京を訪れ、習氏と会談した。

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