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テイラー・スウィフトさんの好感度急減 米大統領選でハリス氏への支持表明後

産経ニュース 2024年10月2日 13時14分

【ニューヨーク=平田雄介】11月の米大統領選に向けて行われた9月10日の大統領選討論会の終了後、民主党候補のハリス副大統領への支持を表明した人気歌手、テイラー・スウィフトさんの好感度が、昨年と比べて7ポイント下がったことが米NBCニュースの世論調査で明らかになった。共和党支持者の間で好感度が急激に悪化した。

スウィフトさんは討論会後、交流サイト(SNS)のインスタグラムで、ハリス氏を「守るべき権利や大義のために戦っている」と評価し、「ハリス氏に投票する」と表明した。この5日後、共和党候補のトランプ前大統領は、スウィフトさんのことが「嫌いだ」と自らのSNSに投稿した。

米NBCニュースによると昨年の調査では、40%がスウィフトさんに好感を持っていたが、今年9月13~17日の調査では33%に止まった。共和党支持者に限ると好感を持っていたのは12%で、47%が悪い印象を持っていた。昨年の調査では共和党支持者の間でも好感を持っている人の方がやや多かった。

他方、米ABCニュースの9月11~13日の世論調査では、スウィフトさんの支持表明によって、ハリス氏への投票意欲に「違いは生じなかった」と答えた人が81%に上った。スウィフトさんはインスタグラムだけで2億8千万超のフォロワーを持ち、その支持表明は大統領選の行方を左右するとの見方もあった。ABCニュースは「影響はほとんどなかった」と分析した。

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