クリスティ・ノーム米国土安全保障長官が28日にニューヨークで行われた、犯罪に関与した不法移民の摘発に同行し、トランプ政権の「史上最大の強制送還作戦」をアピールした。米メディアが報じた。
ノーム氏はX(旧ツイッター)に摘発の様子の動画を掲載し、「ただ今、ニューヨークで活動中。誘拐、暴行、窃盗の罪で起訴された外国人犯罪者を拘束している。移民・関税執行局(ICE)に感謝。このような卑劣な奴らは今後も街から排除され続けるだろう」と投稿した。
拘束した移民の中には、米国内の犯罪への関与が伝えられる南米ベネズエラのギャング組織「トレン・デ・アラグア」の構成員も含まれていたという。
ノーム氏は中西部サウスダコタ州の前知事で、農場を営む家で生まれ育った。飼っていた猟犬とヤギを射殺したことを著書で明かすなど「大草原の鉄の女」と呼ばれたこともある。