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超党派の日中友好議連が訪中開始 習主席と会談模索 2019年以来、29日まで北京滞在

産経ニュース 2024年8月27日 19時15分

【北京=三塚聖平】超党派の日中友好議員連盟の二階俊博会長(自民党元幹事長)らは27日、中国・北京を訪問した。議連の訪中は2019年以来。習近平国家主席との会談を模索しており、実現すれば19年以来となる。

29日までの滞在中に王毅(おう・き)共産党政治局員兼外相や、中国共産党の対外交流部門、中央対外連絡部(中連部)の劉建超(りゅう・けんちょう)部長らと会談する方向で中国側と調整している。

日中間では新型コロナウイルス禍を機に細っていた政治往来が起動しつつあり、議連の訪中が日中関係の安定化や政府間対話の活性化につながるかが注目される。

中国側との会談では、コロナ禍で停止された日本人に対する15日以内の短期滞在時の査証(ビザ)免除措置の再開などについて求めるとみられる。26日に初めて確認された中国軍機による日本の領空侵犯についても議題に上る可能性がある。

7月に自民党の森山裕総務会長が訪中して王氏と会談した際、二階氏の書簡を渡していた。王氏からは「二階氏の訪中を期待している」との発言があったという。

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