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中露外相が北朝鮮派兵について意見交換か 王毅氏「両国関係は新たな成果収めた」

産経ニュース 2024年11月19日 13時56分

【北京=三塚聖平】中国の王毅共産党政治局員兼外相は18日、ロシアのラブロフ外相とブラジル・リオデジャネイロで会談した。中国外務省によると、ウクライナ危機と朝鮮半島情勢について意見交換を行ったとしており、ロシアへの北朝鮮派兵についても取り上げた可能性がある。

王氏は会談で、今年に国交樹立から75年を迎えた中露関係について「各分野での協力がリスクや課題を克服し、新たな成果を収めた1年だった」との認識を示した。ロシア側とさらに協力や連携を強め、「それぞれの国の発展・振興と、グローバル・ガバナンス(多国間統治)改革のためにしかるべき貢献を行いたい」と呼び掛けた。

また、戦後80年に当たる来年を「世界反ファシスト戦争勝利80年」と位置付け、中露両国で記念行事を行うことを提起した。中国側によると、ラブロフ氏は「国際社会はこれを機に戦後の国際秩序を破壊することに反対し、世界の平和と安定を共に守るべきだ」と述べた。

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