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露、連日の大規模空爆 ウクライナ東部・南部で4人死亡 米大統領「最も強い言葉で非難」

産経ニュース 2024年8月27日 22時21分

ロシア軍は26日、ミサイルとドローン(無人機)によるウクライナ各地への大規模な攻撃を行い、ウクライナ当局によると民間人7人が死亡した。電力インフラが大きな損傷を受けた。露軍は26日夜から27日朝にかけても攻撃を続け、東部クリビーリフと南部ザポロジエで計4人が死亡した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の攻撃について、露軍が127発のミサイルと109機の自爆ドローンを発射したとし、「過去最大の攻撃の一つだ」と非難した。地元メディアによると、ミサイル102発とドローン99機は迎撃されたが、国内15州で着弾による被害が出た。

バイデン米大統領は26日、ロシアの攻撃を「最も強い言葉で非難する」との声明を出した。ウクライナのクレバ外相はX(旧ツイッター)への投稿で、ウクライナが長射程兵器によって露領内の軍事拠点を攻撃できるよう、米欧が供与兵器の使用制限を撤廃することを求めた。

一方、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は27日、今月上旬からの露西部クルスク州への越境攻撃について、州内の集落100カ所を制圧し、1294平方キロを掌握したと発表した。

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