【ロンドン=黒瀬悦成】がん治療中のキャサリン英皇太子妃(42)は10日、ウィリアム皇太子と一緒に西部サウスポートを訪れ、7月の極右勢力による暴動の発端となった児童3人の殺害事件の遺族らと面会した。
同妃が9月9日に化学療法を終了したと公表後、皇太子と一緒に公務で外出し、市民らの前に姿を見せるのは初めて。同妃は同日のX(旧ツイッター)への投稿で、治療のせいで見送ってきた公務を今後数カ月間で増やしていくと表明していた。
キャサリン妃は1月中旬に腹部の手術を受け、2月から化学療法を受けていると発表していた。がんが見つかった箇所や進行度合は公表していない。