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トランプ氏7日にフランス・パリ訪問 修復のノートルダム大聖堂を視察

産経ニュース 2024年12月3日 10時48分

【ワシントン=坂本一之】トランプ次期米大統領は2日、フランス・パリを7日に訪問し2019年の火災で再建工事を進めていたノートルダム大聖堂の再開記念行事に出席すると発表した。自身の交流サイトに投稿した。11月5日の米大統領選で勝利後、初の外国訪問となる。

トランプ氏は記念行事の参加について「光栄だ」とし、ノートルダム大聖堂の修復で「マクロン大統領は素晴らしい仕事をした」と持ち上げた。ただ、マクロン氏と会談するかどうかについては言及しなかった。

トランプ氏は大統領選後、石破茂首相らの会談要請には応じない一方で、11月22日にウクライナ問題を抱える北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と米南部フロリダ州パームビーチで会談。同29日にはカナダのトルドー首相と同じくパームビーチで会談し、不法移民や医療用麻薬、貿易赤字などについて協議し「生産的な会談だった」と振り返っている。

トランプ氏は来年1月20日の就任前も政策課題に取り組む姿勢を示しており、フランス訪問でマクロン氏らと意見を交わすとみられる。

フランスは7日に各国の首脳らを招いて大聖堂の記念行事を開催。翌8日に大規模なミサを経て一般公開する予定だ。

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