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甲子園に響いた歌詞「東海」、スコアボードにはためいた「旭日旗」 ソウルからヨボセヨ

産経ニュース 2024年8月31日 8時20分

夏の甲子園で韓国系の京都国際高校が初優勝したことに韓国世論は大喜びだ。元は在日韓国人の学校で経営陣や校長は韓国人だが、今や野球部員や監督、生徒の大多数は日本人なので「韓日合作の奇跡のドラマ」という評もあった。

韓国系を物語るのが韓国語の校歌。歌詞に祖先が「トンヘ(東海)」を渡り日本にやってきたとあるので日本の一部に不満と不快の声が出た。韓国が近年、官民挙げて「日本海」の名称を拒み「東海」を主張していることから「甲子園で『東海』はけしからん!」というわけだ。

しかし学校側が提出した日本語訳は「東の海」で日本のテレビ字幕もそうなっていた。実はこれが正解なのだ。東海は単に韓国の「東側の海」を表し、同じく西側は「西海」で南側は「南海」となっている。つまり自国を中心にした狭い範囲の「東海」を広域の国際名称である「日本海」の代わりに使えという主張が無理なのだ。「東海は日本海ではない」のだから気にしなくていい。

ところで甲子園球場では主催者の朝日新聞社の社旗である〝旭日旗〟が、スコアボードをはじめあちこちではためいていた。この光景に韓国のいつもの反日主義者はイチャモンをつけないのかしら。これで旭日旗は軍国主義とは無関係と分かったかな?(黒田勝弘)

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