Kポップを代表する男性グループ「BTS」が久しぶりに全員そろった〝カムバック公演〟が来月21日、ソウル中心部の光化門広場で開かれる。国際的人気者なので日本からも問い合わせが多い。屋外の無料公演で一帯は20万人以上の人出が予想されており、2002年のサッカーワールドカップ(W杯)日韓大会時の街頭応援みたいな風景になりそうだ。
今回はメンバーが兵役を終え、7人全員そろった記念公演ということで新作アルバム「アリラン」が披露されるという。韓国を代表する民謡「アリラン」がどんなダンス・ミュージックになるのか。となって思い出したのが、北朝鮮でしばしば開催されてきた野外スタジアムでの巨大マスゲーム「アリラン祭典」。
こちらは数万人の男女による一糸乱れぬ集団演技(体操?)と、スタンドの人文字や絵模様が一体となって展開されるご自慢の芸術公演で、全体主義国家特有の〝集団美〟が見る人を驚かせる。
Kポップも売りは集団ダンス的な振り付け。女性グループの場合はセクシュアルな振り付けが多いが、北の「アリラン祭典」でもミニスカートの女性兵士の集団演技ではわざわざ足を高く上げさせたりしている。奇(く)しくも南北が「アリラン」で競演?ということになるが、今回のBTSの振り付けやいかに。(黒田勝弘)