7月10日、富士山は静岡県側で山開きを迎えました。2023年はコロナの規制が緩和されたこともあり、すでに多くの登山客で賑わっているようです。富士山九合目から伊藤薫平アナウンサーが中継です。
開山日となった10日朝をまとめています。
(伊藤アナウンサー)
「午前7時半、富士宮口5合目です。世界遺産登録から10年、大勢の登山者で賑わっています」
(登山者)
「大阪からきました、友達の紹介で、はじめてです。なんとか頑張って登ろうかな」
(登山者)
「10年前に登りまして、この子が登れなかった、リベンジ」
当時のことは覚えている?
(登山者)
「しんどかかったです」
「頂上まで登りたいです」
そして、ことしは外国人登山客も多いようです。
(フランスからの登山者)
「フランスから来ました。日本には家族と一緒に2週間半前に来て富士登山を計画してきた。富士山登ります」
5合目では富士山保全協力金いわゆる入山料の徴収も行われていました。
(伊藤アナウンサー)
「ありがとうございます。こんな素敵な木札まで世界遺産登録10周年記念って書いてありますね。うれしい」
6合目までは6月に開通していて7月10日は静岡県富士土木事務所の職員が6合目にあるバリケードを撤去しました。
(静岡県富士土木事務所の職員)
「これより富士山登山ルート 富士宮ゲートを開放します」
今年は残雪も少なく10日、山頂までの登山ルートが一気に開通しました。そして、いよいよ登山スタート!10日は朝から快晴でしたが風が強く少し寒く感じられたようです。
こちらはアルゼンチンから来た登山者!
(アルゼンチンからの登山者)
「とても楽しいけど疲れ果てました。なんとか頂上までたどり着けると思う。 景色が素晴らしくて音楽も聴いているし、水も飲んでいるので大丈夫。山頂まで頑張ります」
そして、午後2時過ぎ登山開始から約4時間半で標高3460mの9合目に到着しました。
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