東伊豆町の熱川温泉では源泉の掃除をする「湯守り」の役目を観光客らにも知ってもらおうと23日見学会が行われました。
熱川温泉に13か所ある高さ10メートルほどの「温泉櫓」は、吹き出す温泉を受け止める役目と源泉の掃除をする役目を担っています。
源泉の通り道には湯の成分が固まってできる「湯の華」と呼ばれる物質が付着するため、「湯守り」と呼ばれる担当者が、3日に一度、ワイヤーの先に付けた専用の「ノミ」でそぎ落として、源泉を守っています。きょうは源泉から噴き出す約100℃の温泉の通り道の掃除を行う迫力の作業が披露され観光客らが歓声をあげていました。
この見学会は、各回10人限定で9月24日と30日にも開かれます。
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