県の猟友会が、ことしで設立100周年を迎えるのを記念して21日静岡市で式典が開かれました。
静岡県猟友会は、有害鳥獣の駆除や狩猟技術の向上などを目的に、1924年に設立されことしで100周年をむかえます。
静岡市葵区で開かれた記念式典には県の出野副知事ら来賓が出席したほか多くの会員が集まり、節目の年を祝いました。
県によりますと、近年、県内ではイノシシやシカなどによる農林業被害が問題となっていて、昨年度の食害などの農作物被害額は、2億6千万円に上ります。
これを受け、県猟友会では昨年度、イノシシとニホンジカをあわせて3万6千頭以上捕獲したほか、狩猟技術向上を目的とした研修会などを実施したということです。
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