TOKAIの受注した空調設備工事をめぐり、約280万円の損害を会社に与えたとして元社員と建設業の男2人が背任の疑いで再逮捕されました。2人の逮捕はこれで3回目となります。
再逮捕されたのは、TOKAIの元社員の男(44)と建設業の男(58)です。
警察によりますと、2人は共謀の上、2020年6月にTOKAIが受注した空調設備工事で、建設業の男が工事を下請けとして請け負った際、受注した工事代金に架空の工事代金を上乗せして請求し、約280万円分の損害を与えた背任の疑いが持たれています。2人はこれまで架空の工事を発注する詐欺の疑いで2回逮捕されていて、今回が3回目です。TOKAIホールディングスによりますと元社員の犯行による被害金額は、約1億7000万円に上るということです。