アダルトビデオを製作する際出演女性に法令に定められた説明書面を交付しなかったなどとして「AV新法」違反の罪などに問われた双子の兄弟の初公判が開かれ、2人は起訴内容を認めました。
28日 初公判を受けたのは、滋賀・大津市のアダルトビデオ制作業の41歳の男と双子の兄の41歳の男の被告です。起訴状などによりますと、2人は共謀の上、2022年11月から2023年5月にかけ、3人の20代女性に対し、アダルトビデオを制作するにあたり法令に定められた説明書面を交付しなかったとして、「AV新法」違反などの罪に問われています。
28日、静岡地裁で開かれた初公判で被告らは「間違いありません」と述べ起訴内容を認めました。公判では検察から、2022年から2023年にかけ約3億円の売り上げがあったことを示す証拠が出され、双子の弟の被告は「AV新法のことは知っていたが自らには関係ないと思っていた。大変申し訳ない」と述べました。