2020年、静岡・島田市の山林にヘリコプターが墜落しパイロットの男性が死亡した事故で、国の運輸安全委員会が事故の調査報告書を公表しました。
この事故は2020年12月、島田市大代の山林にヘリコプター1機が墜落し、パイロットの男性が死亡したものです。国の運輸安全委員会は30日、調査報告書を公表し、ヘリが飛行中に乱気流に遭遇して操縦不能を引き起こし墜落したとみられると結論づけました。本来は、乱気流に遭遇する前に減速させる必要があるものの、目的地への到着予定時間が日没間際となることから「減速させる判断をちゅうちょした可能性が考えられる」ということです。
運輸安全委員会は再発防止策として、事前に乱気流が発生する地域を把握し、無理のない飛行をすることなどを挙げています。
この記事の動画はこちらから再生できます