6日夜、静岡・牧之原市の路上で血を流して倒れている男性が発見され、その後、死亡が確認されました。遺体の首には切り傷があり、警察は慎重に捜査しています。
規制線が貼られ、物々しい雰囲気がただよう牧之原市の住宅街。茶畑に囲まれたこの場所で、1人の男性が血を流し倒れていました。警察などによりますと、6日夜9時ごろ、牧之原市大江で「路上で血を流して倒れている人がいる」と、付近を通りがかった人から110番通報がありました。警察や消防が駆けつけたところ、近くに住む50代の男性が倒れていて、病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。また、消防によりますと、遺体の首には切り傷があったということです。
（杉本 汐音 記者）
「男性が倒れていた現場周辺では捜査員による鑑識作業が行われています」
警察は、男性が倒れていた場所や、その前にある家を重点的に捜査していました。この事態に近隣住民は…
（近所に住む人）
「騒ぎ声やもみ合う声は聞こえなかった、救急車のサイレンが聞こえたので、何かあったなとは思った」「本当にいつもと変わらない、2階で寝ていたら警察が来た。変わったことありませんか。不審者はいませんでしたか（と聞かれた）」「静かでいつも人通りがない場所、事件がある場所ではない」
警察が捜査をしていた住宅は、死亡した50代男性の家とみられています。この家について知る近所の人は…
（この家を知る人）
「あの方（死亡した男性）は引っ越されてきた、来てまだそんなにたたない。どこからか犬のブリーダーが来た、ワンちゃんがいっぱいいて、集まりはなかったので接する機会はなかった」
首に切り傷があったという男性の身に何があったのか、警察は慎重に捜査しています。