12月8日、静岡県の職員に冬のボーナスが支給されました。川勝知事は、いわゆる「コシヒカリ発言」の責任を取る形で“返上”の条例が可決されたため、支給はされていません。
8日に支給された冬のボーナスの一般職員の支給月数は2.2か月で、平均支給額は約83万円です。2022年に比べ2万3000円の減額となりましたが、県議会に提出されている給与条例改正案が可決されれば、0.1か月分が追加で支給される予定で、支給額は2022年を上回る見通しとなります。
また、川勝知事は2021年のいわゆる“コシヒカリ発言”をめぐり、給与とボーナスを返上することを表明していながら、返上していなかったことが明らかになった問題で、9月の県議会で返上のための条例が可決されたため、約311万円のボーナスは支給されませんでした。川勝知事には12月の給与も支払われない予定で、コシヒカリ発言から2年以上が経ち、約束した約440万円の全額がようやく返上されることになります。
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