一年の世相を漢字一文字であらわす「今年の漢字」が「税」に決まりました。静岡県民の皆さんが選ぶ「今年の漢字」は?街で聞いてきました。
12日、京都・清水寺で発表された「今年の漢字」約15万票の応募のうち、6000票近くを集めた「税」が選ばれました。一年を通して「増税」の議論が活発に行われたことや、インボイス制度やふるさと納税など「税」の話題が多かったことから多くの票を集めたとみられます。
(徳増 ないる アナウンサー)
「2023年、ことし一年、皆さんならどんな漢字で表しますか?」
(県民)
【税】「税金をいつも徴収されるが、ことしは直接払うタイミングがあった。ぜひ、有効に使っていただきたい」
【変】「転勤で引っ越してきたので、環境が大きく変わったのもあるし、子どもができたり、いろいろと変化があったので、いい意味での“変わる”」
【楽】「楽しい一年だった。高校2年目で1年生より慣れてきた。修学旅行が楽しかった」
そして、2023年に話題を呼んだのが、史上最速で将棋の8大タイトルを獲得した“藤井聡太八冠”の快進撃。県内でも各地で対局が行われました。藤井八冠の対局で、毎回、脚光を浴びるのが、対局中の「おやつ」です。
4月に静岡市で開かれた「名人戦」で、ネコ好きの藤井八冠がおやつに選んだのが、静岡市葵区のCAT&BAKES 9456がつくった「ぼくたち8人兄弟クッキー」でした。注目を浴びた1年となった店長に「今年の漢字」を書いてもらいました。
(CAT&BAKES 9456 永田 愛 店長)
「“八”です。藤井八冠が名人戦で静岡に来たときに召し上がってもらった8人兄弟クッキーの八。ハチワレの保護猫を2匹家族に迎え入れたということがあったのでハチワレの八。将棋の8大タイトルをすべて取られて、その八。八づくしで」
Q:また来てほしい?」
(CAT&BAKES 9456 永田 愛 店長)
「またぜひ機会があれば、将棋のおやつで召し上がってもらえたらうれしい」
店長によりますと、藤井「八」冠効果で県外からも多くの人が訪れるようになったということです。
この記事の動画はこちらから再生できます