自宅に放火し保険金をだまし取ろうとしたとして非現住建造物等放火などの罪に問われた元消防士の男に、19日 静岡地方裁判所は懲役3年6ヵ月の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、静岡市消防局島田消防署の元消防士長で27歳の男です。被告の男は2022年12月、藤枝市の木造2階建ての自宅に火をつけて全焼させた上、放火をしたことを隠し、保険会社に保険金5364万円をだまし取ろうとした非現住建造物等放火と詐欺未遂の罪に問われていました。19日の判決で静岡地方裁判所は、「自宅を全焼させ保険金を得ようとした、身勝手で利欲的な動機は非難に値する」などとして、被告の男に懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。