JR東海は25日、東海道新幹線「ひかり」の運転士が運転中に業務用携帯を使い、「競馬ニュース」を見ていたことが発覚したと発表しました。
JR東海によりますと12月13日、社内の定期調査で11月26日の午後3時59分ごろ、米原駅から岐阜羽島駅間を走行中の「ひかり656号」の運転士が、運転中に業務用の携帯電話で業務に関係のない「競馬ニュース」のサイトにアクセスしていたことが判明しました。運転士は30代の男性で、社内の聞き取り調査の際、「法令に違反している認識はあったものの、検索したい気持ちが勝ってしまった」と話したということです。
JR東海は、法令に基づき、25日、関東運輸局に今回の事態を報告。「乗務員に改めて指導を徹底するほか、業務用携帯電話の機能制限を強化し、再発を防止します」などとコメントしています。