2021年、静岡・熱海市で起きた土石流災害で崩れずに残った盛り土を撤去した「行政代執行」の費用について県が前の土地所有者に納付を命じていたことが分かりました。
2021年7月に起きた熱海市の土石流災害では、規制を上回る土砂が積まれた盛り土が崩落し、災害関連死を含め28人が亡くなりました。
県は、土石流の起点となった逢初川の源頭部に残った土砂について2022年10月から2023年8月にかけて「行政代執行」による撤去工事を行っていました
県によりますと11月、土地の前の所有者に対し土砂の撤去やのり面の整備などを含めた代執行の費用の納付を命じたということです。
額は4億6000万円で、汚染された土壌の処理にかかった費用などは追って請求する予定だということです。
この記事の動画はこちらから再生できます