Daiichi-TVでは県とJAグループとともに、静岡のお茶を応援するプロジェクトに取り組んでいます。その一環として1月に始まったのが、お茶の定額制サービス「ちゃブスク」。どんなサービスなのかご紹介します。
(徳増 ないる アナウンサー)
「今月から始まった『ちゃブスク』とは、県内のお茶専門店などで静岡茶を楽しめる定額制のサービスです」
LINEの公式アカウントから月額1,100円を支払うと、月に5回、お茶や和菓子の提供など様々なサービスを受けることができます。
例えばこちら、静岡市内で100種類以上のお茶を取り扱う日本茶専門店「chagama」でいただけるのは?
(マルモ森商店 chagama 稲葉 悟 店長)
「当店のエスプレッソマシーンを使った煎茶でいれたエスプレッソ、ほうじ茶エスプレッソ、エスプレッソを使った煎茶のラテやほうじ茶ラテなどもお楽しみいただけます」
こちらでは一番人気の「煎茶エスプレッソ」をいただきました。
(徳増 ないる アナウンサー)
「うまみがすごい、凝縮されてますね。コーヒーは飲んだことがあっても煎茶のエスプレッソはなかなか飲めないので、びっくりしました」
お支払いは、ちゃブスクで。ラインの画面から「チェックイン」を押してQRコードを読み取り、表示された画面をお店に提示すればOK。操作も簡単です。
この取り組みは2023年4月に県、JAグループとDaiichi-TVが、静岡茶のファンづくりを進めるための連携協定を結んだことをきっかけに、3者で協力して考案したプロジェクトです。その狙いは?
(県お茶振興課 ちゃブスク チームリーダー 村木 貴哉さん)
「お茶は生活様式の多様化などにより、特に若い世代で飲まれなくなっています。そこで若手職員の中でアイデアを出し合い、継続的・定期的にお茶を楽しむ仕組みである『ちゃブスク』を考えました」
現在、加盟店は県内各地の16店舗。その内、静岡市内の「お抹茶こんどう」は、店主で日本茶インストラクターの近藤さんがつくる和定食が人気の飲食店ですが、こちらで楽しめるのが・・・
(お抹茶こんどうの食堂 店主 近藤 雄介 さん)
「お待たせいたしました、こちらが当店の抹茶ソフトでございます」
静岡の抹茶を多く使い、甘さ控えめのソフトクリームは、自家製の抹茶ソース、さらに石うすで引きたての抹茶をかけるというこだわりの一品。さらに、浜松市にはこんな体験ができるお店も。
(茶ッ葉屋 薗田 基一 代表)
「お水でいれます。たっぷりのお茶の葉ですね、とにかくうまみの強い味わいをお楽しみいただきたく。薄めの色で持った感じも水だから冷たい」
「すごくまろやかで舌の上に甘味が広がりますね」「ころんところがるような感じで美味しいです」
上皇陛下が浜松にいらした時にもお茶を淹れたことがあるという「茶呈師」の薗田さんによる「煎茶レクチャー」です。この後、浅蒸しから深く蒸した特蒸しまで、何種類ものお茶を飲み比べ。好みのお茶を探します。
(徳増 ないる アナウンサー)
「直感だとこれ、これが好きです」
(茶ッ葉屋 薗田 基一 代表)
「本家本元、王道の淹れ方が好きなんですね」
とても楽しくお茶のことを教えていただけます。ちゃブスクについて聞くと。
(茶ッ葉屋 薗田 基一 代表)
「新しい取り組みは茶業界には少ないので、どんどん参加していろんなお茶屋さんを巡っていただきながら、お茶のニーズが高まって、とにかくみんなで盛り上げていけたら嬉しいと思っています」
「茶ッ葉屋」では、その他、人気のお茶パフェが500円引きになるなどのサービスもあります。ひとりだけでなく同行者も使えるので、家族で使うのもオススメの「ちゃブスク」。皆さんも静岡茶を楽しみながら応援しませんか?
この記事の動画はこちらから再生できます