資格のない従業員が医療機器で脱毛をしたとして島田市にあるクリニックの院長らが逮捕された事件で、無資格で施術していた従業員の給与が歩合制だったとみられることがわかりました。
医師法違反の疑いで10日、逮捕されたのは島田市にある院長の男と元従業員の女2人です。
警察によりますと、3人は共謀の上、医師ではない無資格者が患者7人に対しレーザー機器による脱毛の施術をした疑いがもたれています。
無資格で施術を行っていた元従業員の2人の給与は、施術の回数に応じて給与が増える歩合制で、無資格者が施術した患者はおよそ1200人に上るとみられています。
警察は11日、3人の身柄を検察庁に送るとともに犯行の実態を詳しく調べています。