袴田巌さんの再審=やり直しの裁判が、5月22日に結審する見通しになったことが弁護団への取材で分かりました。
1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で袴田巌さんの死刑が確定しましたが、10月から静岡地裁で再審が始まりました。
これまでの公判で、検察側は袴田さんの有罪を主張、弁護側は無罪を訴えていて、現在は証拠調べなどが行われています。弁護団によりますと、10日に検察と弁護団、裁判所による非公開の協議が行われ、今後の審理日程について5月22日に結審する見通しになったということです。これまでに裁判所は、初公判から3月末までに、あわせて12回の期日を決定していましたが、新たに4月に2回、5月に1回のあわせて3回の期日を提示したということです。
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