3月に開幕する、プロ野球ファームリーグに参入する「ハヤテ223」が16日、チーム名を「くふうハヤテベンチャーズ静岡」とすることを発表しました。
「チーム名は、くふうハヤテベンチャーズ静岡」
16日午後、都内で行われた会見で発表されたプロ野球「ハヤテ223」のチーム名。チーム名の一部にもなった、結婚・不動産などの情報サイトを運営する「くふうカンパニー」が、球団のネーミングライツを取得しハヤテ側と業務提携を結んだことが発表されました。
「くふうカンパニー」の穐田誉輝代表は球団名に込めた思いを語りました。
(くふうカンパニー 穐田誉輝 代表)
「球団名に込めた思いはベンチャーズにしたが、“新しい世界に果敢に挑戦する”といった思いを込めて付けた名前。そして、最後に『静岡』という地名をつけて、静岡の皆さんに愛されるように、そして日本全国、世界の野球大好きな方に喜んでいただけるような球団になってほしいという意味合いを込めてつけた」
ファームリーグへの参入が決定してから約2か月。チーム名について「ハヤテ223」の杉原代表は?
(ハヤテ223 杉原行洋 代表)
「くふうカンパニーもベンチャー企業、挑戦心を失わない。ハヤテもベンチャー魂を持ったグループで居続けたいと思っているし、何よりも球団自体が66年ぶりの挑戦というベンチャー魂を持っており、非常に馴染みがいいのかなと」
今後もチーム運営は「ハヤテ223」が行い、「くふうカンパニー」がサポートしていくということです。
一方、静岡市は「くふうハヤテベンチャーズ静岡」の本拠地となる、清水庵原球場のネーミングライツパートナーを募集していましたが、16日、パートナーが静岡市清水区に本社を置く「いなば食品」に決まったと発表しました。「いなば食品」は缶詰商品を中心に展開する食品メーカーで、犬猫用ペットフード「ちゅ~る」シリーズを国内外に広く展開しています。
清水庵原球場の愛称は「ちゅ~るスタジアム清水」で、契約金額は年間7150万円で1月25日から5年間の契約となりました。18日にチームを運営するハヤテ223といなば食品、静岡市が契約締結式を行うということです。
「くふうハヤテベンチャーズ静岡」に入団する選手は、すでに開幕に向けて合同練習を行っていて、今後、1月24日にユニフォームがお披露目され翌25日にキャンプインする予定です。
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