16日、静岡県にある陸上自衛隊の東富士演習場でパラシュート降下訓練を行っていた米兵5人が、演習場付近の運動公園などに不時着していたことがわかりました。
裾野市などによりますと1月16日午後2時ごろ東富士演習場でパラシュート降下訓練をしていた米兵5人が東富士演習場を外れ、誤って裾野市の運動公園や御殿場市の民間グラウンドなどに不時着しました。けが人はいないということです。
米兵5人は風に流されたとみられていて、今回の件を受け裾野市は米軍キャンプ富士に対して再発防止を徹底するよう要請したということです。
裾野市の村田市長は「運動公園の利用者や地域住民への被害がなかったのは幸いだが、惨事となっていた可能性もあり誠に遺憾。防衛省南関東防衛局に対して速やかな情報提供など、万全の措置を講ずるように強く求めていく」とコメントしています。