「AV新法」違反の疑いで2023年 逮捕・起訴された双子の兄弟の裁判で、静岡地裁は、18日 執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、元・アダルトビデオ制作販売業の41歳の男の被告と双子の兄で41歳の男の被告です。起訴状などによりますと、2人は、2022年から2023年にかけ、アダルトビデオを制作する過程で出演した女性3人に、法定の契約書などを交付しなかった罪などに問われていました。2人が、動画投稿サイトで得た売り上げは、少なくとも3億円に上るとみられています。
18日の判決公判で、静岡地裁の益子元暢裁判官は「出演者に十分配慮せず、自らの利益を優先した身勝手な犯行」などとして、2人の被告に対し、それぞれ懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。